赤ら顔のお手入れ:正しい洗顔の仕方
赤ら顔を改善・治したい!「洗顔」のポイントは?
赤ら顔や顔の赤みは、敏感肌や肌の炎症、そして血管の拡張などが原因で起こる症状なので、洗顔の際も皮膚に刺激・ストレスを与えるような洗い方は厳禁です。
毎日欠かすことのできない基本的なスキンケアなだけに、洗顔フォーム選びから洗い方、すすぎ方、そして水気の拭き取り方まで、自分の肌に合った正しい方法で行うことが重要です。
赤ら顔の洗顔フォームの選び方は?
毎日、朝晩使うこのだからこそ、正しく選んで使いたいのが洗顔フォームです。
洗顔の役割といえば、古い角質や皮脂や汗、そしてほこりなどの汚染物質を洗い流すことです。
これらの不要なものを肌の上に残し放置しておくと、雑菌が繁殖したり、皮脂が酸化したりして過酸化脂質に変化するなどして、肌の刺激物となってしまう恐れがあります。
洗顔フォームにも色々な成分が配合され“美容効果”をうたう商品が展開されていますが、実は最終的に洗い流してしまうためこれらの美容成分はほとんど肌には残りません。ですので、洗顔では“肌を潤す”ということよりも“肌の上の汚れを落とす”という事に徹した方が良いでしょう。
そこで、洗顔フォーム選びで一番大切になってくるのが『自分に合った洗浄力の洗顔料を使う』ということ。
赤ら顔に悩む人には、以下の二つのタイプの洗顔料がオススメです。
石鹸タイプの洗顔料
シンプルな製法の石鹸は、適度な洗浄力でスッキリと洗い上げることが出来ることから、どんな肌質の人にも向いているといわれています。
固形石鹸は泡立てやすいということもあるので、たっぷりの泡で洗顔が出来るというメリットもあります。
フォームタイプ(クリーム・リキッド)
さっぱりタイプからしっとりタイプまで、さまざまな種類のものから選ぶことが出来るフォームタイプの洗顔料。
しっとりタイプのものだと、30~40%の油分を含み、洗い上がりも肌に油膜を残して肌の乾燥を防いでくれるものもあります。
洗顔後に乾燥やつっぱりが気になるようなら、このしっとりタイプの洗顔フォームの中で、自分に合った洗浄力のものを選びましょう。
赤ら顔のお手入れ:正しい洗顔の仕方
STEP1:顔をぬるま湯でぬらす
手を洗って雑菌を落とした後、顔をぬるま湯でざっとすすぎ、手のひらに洗顔料を適量とります。
STEP2:よく泡立てる
空気を含ませるように洗顔料を泡立てていきます。泡立てが苦手な人は、泡立てネットを使って泡立てましょう。
赤ら顔の場合、肌が敏感になっているケースも多いので、洗顔料の濃度が濃すぎるのを防いだり、洗う際の摩擦予防といった点からも、よく泡立てることが重要です。
きめが細かく、弾力のある泡が手のひらいっぱいに出来上がればOK。手を手の間に泡のクッションが出来る程度が目安です。
STEP3:泡をTゾーンから顔全体へ広げ洗っていく
まず、皮脂分泌の多い額や鼻といったTゾーンに泡を乗せ、徐々に顔全体に広げていきます。
顔の上で泡を転がすように、くるくると円を描くように汚れとなじませていきます。
やはり、ここでも赤ら顔・顔の赤みのケアを心がけ、指が肌に触れて刺激を与えないよう、あくまでも“泡で汚れを落としていく”というイメージで洗顔をしていきます。
STEP4:ぬるま湯ですすぐ
ひと肌程度のぬるま湯で、丁寧に洗顔料を洗い流していきます。
ゴシゴシと擦ったりはせず、ゆっくりと顔の中央からフェイスライン、そしてこめかみや髪の生え際など、泡を残さないようしっかりとすすぎます。
STEP5:洗い残しをチェック
生え際やフェイスライン、あごの下などは洗顔料が残りやすいため、すすぎ残しがないかよくチェックします。
洗顔料の洗い残しも肌トラブルの原因となりやすいため、意外と注意が必要なポイントです。
STEP6:タオルで優しく水分を拭き取る
最後に、清潔なタオルで水分を抑えるようにして拭き取っていきます。
洗顔後の肌は、過剰な皮脂を取り去った後なので摩擦に弱くなります。そのため、ここでゴシゴシとタオルでこすって水分を拭き取るのは禁物です。
洗顔後はすぐに保湿
洗顔をして水分を拭き取ったら、すぐに化粧水などで保湿をするのが美肌作りの基本です。
赤ら顔の場合は肌が敏感になっている場合が多いので、保湿のタイミングは特に重要なものとなります。
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