赤ら顔を治す・改善するための食事とは?

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赤ら顔を治す・改善するための食事とは?

赤ら顔を治す・改善するための食事とは?

「医食同源」というように、日頃からバランスの取れた食事をとることが病気の予防や治療に役立つという考え方は、赤ら顔や顔の赤み対策でも例外ではありません。

薬を塗ったり、病院でレーザーを当ててみたりと幾ら外的なケアを続けたとしても、体の中からキレイに保たなくてはその効果も十分に感じられないという事があります。

毎日の事だからこそ、この食生活の乱れが思わぬ体の不調を招くこともあります。

では、赤ら顔を改善したり、治したいという時にはどのような食事が効果的なのでしょうか。

「赤ら顔」を改善するための食生活

1日3食、バランスの良い食事を

あまりに基本的な事のように思いますが、現代の社会生活の中では意外と乱れがちになっているのが食生活です。

朝は食欲がないからと言って食事を抜いたり、ランチはコンビニか外食で・・・。夜は夜で帰りが遅くなって簡単に済ませてしまったりと、よく考えてみると体に良さそうな習慣ではありませんよね。

1日3食、バランスの良い食事を摂ることで、排便を促し体の中から毒素を出すことで便秘解消につながり、新陳代謝が促進され血行が良くなり、その結果として肌のターンオーバーも正常なものとなり、赤ら顔の改善が期待できます。

刺激物を摂り過ぎないように

血管の拡張が原因で起こる赤ら顔は、体に刺激を与えるような食品をなるべく控えることでも予防出来ます。

刺激物というのは、例えば「たばこ・アルコール・コーヒーや紅茶などのカフェイン・香辛料・酸味の強いもの・塩分の高いもの」などがあげられます。

体に良いと思われがちなフルーツの中にも、パイナップルやパッションフルーツなど、すっぱいものは意外と刺激が強かったりするため、赤ら顔や顔の赤みが気になる人は食べ過ぎに注意が必要です。

ビタミン・ミネラルを豊富に摂取する

美容に欠かせないビタミン・ミネラルですが、赤ら顔・顔の赤みの改善にも欠かせない成分です。

トラブルに高い効果を発揮する美肌作りになくてはならないものとして知られているビタミンCを始め、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、コラーゲン、乳酸菌など、肌の内側からキレイにしてくれる食品を日常的に食べる習慣をつけましょう。

ビタミンCを豊富に含む食品

メラニン色素の沈着を防止したり、シミ、ソバカスのケア効果があると知られるビタミンC。美肌づくりには欠かせないビタミンの座を不動のものにするだけではなく、コラーゲン生成や鉄分の吸収を高めるサポート役としても活躍する美の栄養素です。

このビタミンCを豊富に含む食品には「赤ピーマン・黄ピーマン・柚子の皮・パセリ・ゴーヤ・キウイ・いちご・ブロッコリー・カリフラワー・レモン果汁・パパイヤ」などがあります。

また、アセロラはジュースでもビタミンCを豊富に含みます。

ビタミンEを豊富に含む食品

ビタミンEには強い抗酸化作用があり、生活習慣病を予防する効果が期待されています。

油、種実類、魚卵に多く含まれる栄養素で、含有量が多い食品の例として「アンコウの肝・すじこ・いくら・たらこ・うなぎ・アーモンド」などがあげられます。

ビタミンK2を豊富に含む食品

ビタミンKには1~7までありますが、この中でも赤ら顔の改善が期待できるのがビタミンK2です。体内の循環器の流れを良くする栄養素だと言われており、血管壁のカルシウム沈着を改善して特に動脈硬化予防にもなるそうです。

含有量が多い食品の例として「納豆・パセリ・しそ・モロヘイヤ・あしたば・春菊・バジル」などがあげられます。

ナイアシンを豊富に含む食品

皮膚や神経を健康に保つ働きがある栄養素として知られるナイアシンですが、血行を良くさせて頭痛や冷え性を改善する作用もあります。

含有量が多い食品の例として「たらこ・まぐろ・めんたいこ・かつお・レバー・鶏ささみや胸肉」などがあげられます。

コラーゲンを豊富に含む食品

皮膚組織の水分を除いた部分の約70%を占めているというコラーゲンは、やはり皮膚の健やかさには欠かせない存在です。

動物の骨、皮などに多く含まれ、含有量が多い食品の例として「フカヒレ・牛すじ・軟骨・手羽先・鶏皮・アンコウ・ウナギ」などがあげられます。

また、コラーゲンはビタミンCと鉄を組み合わせる事でコラーゲン吸収率がよりアップするため、栄養成分の組み合わせを意識した食材を使った献立がオススメです。

乳酸菌を豊富に含む食品

赤ら顔をはじめ、アトピーや乾燥肌などの敏感肌は、乾燥や紫外線といった外的刺激が原因としてよくあげられますが、実は腸内環境に問題があるという内的要因が絡んでいる場合も多くあります。

便秘などもそうですが、実は肌という体の表面に現れる症状の原因が体の中に潜んでいるのです。

薬やレーザー治療で表面的に改善されたように見えても、やはり体の中が汚れたままだとそれは一時的な治癒に留まってしまいます。

腸内環境の整えるために効果的なのは何と言っても乳酸菌。

乳酸菌の含有量が多い食品の例として「ヨーグルト・チーズ・味噌・漬け物・キムチ」などがあげられます。

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